2009年9月27日日曜日

評価について

このワークショップでは、5点に作品を絞り込む時に、
評価基準を作って評価を行いました。

コンペや学校の課題では、私はこのように明確に評価してもらう機会はありませんでした。
なので、自分を見つめる非常に良い機会なのではと、個人的に感じています。

パンフレット13ページ!

NDWのパンフレットの13ページに公開プレゼンテーションが載っています!

街で見かけたら、手にとって13ページをご覧ください!

2009年9月23日水曜日

美濃和紙 林工芸への訪問

9月23日 林工芸に行ってきました!

実制作に向けての、打ち合わせです。

制作に向けてなので、話し合いはかなり具体的なものでした。
和紙の厚さはとか、ネーミングはとか、パッケージはとか。

各自、制作に向けてまだ課題があります。
そして、短時間で林さんは、物を仕上げてくださいます。

ものを作るって難しい。
だけど、出来上がった時、ユーザーの方が手に取ってくれた時の事を
考えると、わくわくします。

もうちょっとだ。楽しみ。


2009年9月20日日曜日

プレパーティ400人!

10月18日ついに、NDWプレパーティ

黄色に埋め尽くされた会場に、
なんと400人の人が終結しました。
人で溢れかえり、身動きをとるのがやっとの状態でした!

なんだか来月の会期に向けて盛り上がってきています。
写真は撮り忘れてありません…(笑)


ワークショップの参加者もたくさん来てくれました!
といっても、コーディネータの澤田さん、鷲見さんとのミーティングを
していたんですが。

たくさんの人が色んな思いで望むNDW。
楽しみだなあ。会期まで残りわずか。
私はワークショップの発表と展示に向けて頑張ります。

2009年9月17日木曜日

プレパーティ概要

【NAGOYA DESIGN WEEK 2009 プレパーティー 開催案内】

今年開催されるナゴヤデザインウィーク2009のスタートとして、中部地区のデザイナー
、建築家、アーティスト、メディア関係者、インテリアショップを中心に業界の垣根
を越えた『交流会の場』、『発信の場』としてご活用して頂ければ幸いです。
この地域の状況、今気になる情報などもリアルにご歓談の中で情報収集して頂ければ
と思います。

当日は、ナゴヤデザインウィーク2009の公式ガイドブックを配布させて頂きます。
また、アーティストによるライブペイントや映像インスタレーションも開催致します
ので、ご期待下さい!!

私たちは、このイベントを通じて、デザインやインテリアやアートを発信し、ライフ
スタイルを提案する側として、何が出来るかをもっと話し合い、皆様のベクトルを合
わせる為にも、是非ご参加をお願い致します。

■日時:9月18日〔金〕
時間:
18:30開場
19:00スタート
22:00終了
■場所
ホトリス(納屋橋)
名古屋市中区栄1丁目1番5号
0120-7884-82
http://www.hotoris.jp/
■入場料
大人/学生:2000円(1ドリンク+フード)
■ドレスコード
イエロー
※今年のメインカラーは、黄色です!!
なにか黄色いものを身につけてご来場下さい。

■誰でも参加できます!!

■出演アーティスト

「遠山敦(TOYAMA,Atsushi)」

1970年岐阜県生。デザイン事務所勤務後、独学で絵を描きはじめる。書籍、雑誌の装
画や挿絵、CD ジャケット等を手掛ける。 近年は鳥をモチーフとした絵を多く描いて
いて、2007年5月宮城県塩竈市・ビルド・フルーガスにて『birdo flugas』展(エスペ
ラント語で「ほら、鳥が飛んでいる」の意味)展示を行う。2007年、東京都目黒区から
愛知県半田市の古寺に移住し家族と猫2匹と共に住みつつ創作活動中。

「杉原悠人 スギハラヒサト 」

デザインの勉学を大学で行いながら、在学中から数多くのアート作品を展開し、現在
アートのカテゴリーや場所に関係なく発表を続けている。
空間を自在に変化させる現代作家であり、インスタレーションというアートのカテゴ
リーを超えて展開される彼の作品には、常に時空や人間の”隙間”を具象化する表現が
伴い、見る者の日常生活では感じることの無い感覚が揺さぶられる。近年国内外から
注目の若手作家の一人である。

「清水陽子(シミズヨウコ)」

名古屋市内のアトリエを拠点に、インスタレーション/映像/彫刻/油画を制作。小中学
時代にアメリカに滞在、近郊ニューヨークのアートに感銘を受ける。
神戸大学発達科学部卒(理系:生物化学)。洋楽とアートのラジオ番組のパーソナリティー
も勤めていた。
生物化学という知識を通し、自然の持つ唯一無二の絶対的カオスの美というものが彼
女の作品には表現をされている。人間の届くことのできないそれらの域に彼女の感性
だけが行き渡り、作品へと伝わっていく。現在数々の賞を受賞し、現代芸術の新鋭作
家として期待される重要な一人である。

協力:
「ArtProjectGroupINTROART」
http://www.intro-art.com/ <http://www.intro-art.com/>

2009年9月15日火曜日

NDWプレパーティ

ついにNDWまで1か月!
開催に先立ち、プレパーティがあります!


2009年9月14日月曜日

絞り

お金を絞って、染めてみた。
金属によって、染まり方が違うらしい。


美濃和紙 試作



美濃和紙の試作を作っている。
色々な要素が盛り込まれすぎて、ごちゃごちゃしていた。
要素を削って考えた。悩む

2009年9月13日日曜日

有松鳴海絞り 制作協議2

10月11日(金)に、有松鳴海絞の最終制作協議を行いました。

ついに、制作される5点が決定しました!

試作↓


プレゼンの様子↓

審査の様子↓
審査は、村瀬さん鷲見さんが絞りらしさ、新規性、デザインに上手く消化できているか
などの点を加味して、行いました。


今回の制作協議2では、皆前回よりブラッシュアップした案がいくつかありました。
中でも、絞ることが楽しくなって、色々な物を絞って来た人、
自分の案を楽しそうにプレゼンする人が印象的でした。
個人的にですが、自分の案を自信を持って発表する姿は、
それだけで説得力があるような気がしました。


制作される5点が決まりましたが、デザインや寸法、マテリアルなど
残り一ヶ月で詰めることがたくさんあります。

鷲見さん、村瀬さんのバックアップを得て、
物になっていくのが楽しみです。


実際の作品は10月17日(土)ネディアパークでの発表まで、楽しみに待っていてください!

2009年9月11日金曜日

美濃和紙 制作協議3

9月9日に、美濃和紙の制作協議3がありました。
いよいよラストのプレゼンです。

「悔いの残らないようにプレゼンを」という
コーディネータの澤田さんから、始まりました。

それぞれが成果を発表していきます。
どんどん机の上が作品で溢れていきます。

皆の顔が活き活きしています。


作品が絞られるのは緊張しますが、
出来あがるのも楽しみです。

短期間にこれほど密度の高いワークショップになるとは、予想もつきませんでした。
コーディネータの澤田さん、林工芸の林さん、もちろん積極的な参加者がいてこそです。

最終のアウトプットに向けて、試行錯誤は続きます。

2009年9月10日木曜日

美濃和紙 試作

美濃和紙でつくっている作品です。
試作を作りました。


骨組
うねっとしている形状に合わせ、型をつくりました。
この骨組に入れてある切れ込みにヒゴを巻きつけて、和紙を張ります。
ただ、やはり職人技…私にはヒゴを巻きつけることができませんでした。
なので、フォルムだけ見てみることにしました。


貼り付けるとこんな感じ
張っていくうちにフォルムが見えてきました。
なんか丸っこくてかわいい。サイズもこのくらいかな。
愛着が沸いてきました。


素材の使い方や、形状、ヒゴの入れ方など、まだまだスタディが必要です。

2009年9月7日月曜日

有松鳴海絞 制作協議1 絞体験

これは、有松鳴海絞の制作協議1で、
参加者とコーディネータの鷲見さんが絞ったものです。

全員分では無いですが、こんな感じです。

いろいろと試しました。

なんだか盛りだくさんな感じになっています☆



左上のクラッシュはどんな模様になるかできるまで予想がつかないので

絞る楽しさがありました。



絞る前に折り紙の要領で鶴を折ってみました。

折り上がったものの真ん中を一カ所だけ絞りました。




縛ってみました♪


立体的になるよう意識しました。
お花もあります。


楽しみながら制作できるといいな、

なんて思います。

有松鳴海絞 試作

圧力鍋を使って形状記憶絞りの試作を作りました!!

紹介します。



紅の透ける素材と、透けない素材の2枚重ね

裏から見た状態。布の密度がギュッと詰まっていて、

触りたくなる感じでした。



紅の透ける素材と、透けない素材の2枚重ね

表からみた状態です。照明と重ねてみると、

明暗の差と素材の重なりが生きてきて、

めちゃきれいに見えました。新たな発見でした。



透ける素材

プリーツ状に折り、端を糸で結びました。

これも調子に乗って、照明に当ててみたら、

やっぱりきれいでした(笑)



テカテカのプリーツ

プリーツ状に折りまげ、くるくると巻きました。

素材によっては、はっきりとした折り目が付くことが分かりました。

かなり角が立っていて、他の素材でも試してみたいと思いました。



こんな感じでつくりました

他にも、手に布をかぶせ、糸でくるくると巻いたものもあります。




<今回分かった事。感じたこと。>


①素材によって、跡の付き具合(エッジがでる、パキパキする、バリバリする、フアフアする)

などが違います。布は地下鉄の車道の近くにある大塚屋で買いましたが、

めちゃくちゃ種類があるので、想像が膨らむと思います。けっこう面白いです。


②伸縮性がでる。元は伸縮しない布が絞ることによって、ゴムみたいに伸び縮みをしました。


③絞りってどこまでが絞りなんだ…?今回作ったプリーツなどは、絞りなのかもしれませんが、

有松・鳴海絞らしさがあるかと言えば疑問です。絞り方は多様ですが、

どの程度産地らしさをだすべきなのでしょうか?


⑤たくさん絞るのは大変でした。糸をとるのも大変でした。正確に模様をつけることは、

私にはできませんでした。産地で、作業をされている方をものすごく尊敬します。



以上、試作レポートでした!


2009年9月1日火曜日

制作・協議1 美濃和紙 参加者のコメント

実は、参加者の皆さんに、毎回アンケートをとっています。


質問項目は、
「制作・協議で学んだこと・制作に生かしたいこと・印象に残った事・感じたことなど、自由に書いてください。」
というものです。


参加者の中の数人の回答を紹介します。


「1人目」
他大学の学生のプレゼンを始めて見た。ぜんぜん違うと思った。
コンセプトとやりたいこととしっかり考えられている方が多くて焦った。

「2人目」
面材ならではのアイデア、和紙だからこそできること、
社会に向けたリアリティのあるアイデア、色々聞けて参考になった。
本当に刺激的だった。
アドバイスの中でもらった激しい意見の中から、
思いついたこと、深めていくことを次回のプレゼンで示していきたい。

「3人目」
様々なプレゼンの仕方や取り組み方があり、勉強になった。
客観的に見てもらう場があり、足りない所が明確になった一方で、自分で判断のバランスを問われる。
論理的に、また分析的なアプローチに慣れている為か現実味に欠けたり、
面白み、デザインの楽しさに欠けていた気がする。
使い手のリアリティーを考えていなかったことに気がついた。
提案されたアイデアからも刺激を受けたので、
次のステップで具体化したい。
アイデアにストーリーが広がるものがあり興味深かった。


このように、参加者の皆さんは、他の人の提案に刺激され、
次回に向けての意気込みを示しています。

今後、皆さんのデザイン過程や、意識の変化をまとめていきたいと思っています。

制作・協議1 有松・鳴海絞

8月29日
ついに、有松・鳴海絞りのプレゼンの日。


絞り体験の様子↓
ついにプレゼンだけど、その前に絞体験をしました(笑)
スズサンの村瀬さんが、絞の工程を知るためにと配慮してくださいました。
バンダナを染める人、絞りの形状記憶を体験する人に分かれて、
いざ挑戦です。
皆さん、真剣に黙々と作業をします。
なんせ30分しか時間がなかったので、短い時間で精一杯チャレンジです。


絞り体験の道具↓
使うのは、スーパーボールや糸、輪ゴムなどの身近なものです。


絞り完成↓
私も参加しました!
完成はこちら。
トゲトゲとお花の絞りをしました。
ちなみに形状記憶なので、この形で保存できます。


やっとプレゼン(笑)↓
スズサンの村瀬さんとコーディネータの鷲見さんです。
二人で何やら話していますね。
作品に対するコメントや生かしていった方がいいところなど、
アドバイスをくれました。


参加者によるプレゼンの様子↓
所変わって、プレゼンの様子です。
プロジェクターに作品が映し出されます。
参加者のみんなは緊張しながらも、がんばってプレゼンしていました。



皆さん収穫は得られたのでしょうか?
次回に向けて、方針は固まったでしょうか?
今度は形にして発表してほしいなと思います。
がんばってください。



ちなみにこの後、参加者の皆で有松の駅前にある
コメダにシロノアールを食べに(笑)
ではなく、親交を深めに行きました。

このWSが、きっかけで参加者同士がもっともっと仲良くなれたらいいですね。

制作・協議1、2 美濃和紙

8月24日
美濃和紙の1回目の制作協議

前半、各々によるプレゼンの様子↓
ひとりひとり皆の前でプレゼンをしました。
他の人がどんな提案をするのかドキドキでした。
ここでも、それぞれの専攻によってプレゼンの方法が違ったり、アプローチが違ったりと、
非常に勉強になりました。
お互いが刺激をしあえるというのはいいですね。


ホワイトボードに張られた提案の数々↓
見てください。このプレゼンシートの枚数!!
張りきれずに、ホワイトボードの外にもあふれています。
参加人数は9人でしたが、提案の量は半端ないです。
この日提案をした案をブラッシュアップして、第二回にまた発表です



8月28日
美濃和紙の2回目の制作協議

個別ミーティングの様子↓
美濃和紙のWSで素晴らしいと思うのは、参加者が刺激し合えることだけではありません。
毎回、コーディネータの澤田さんと林工芸の林さんから、指導を受けることができます。
こんな機会は生かすしかないです!

どうやったら実現可能か、素材は、形は、大きさはなどなど、
本当に親身になってアドバイスしてくださいます。

でも、最後は自分で決めようというのがお二人の考えでもあります。
参加者のやりたい事がどうやったら魅力的になるのか、
可能性が出るのかを一緒に考えてくれます。
本当に、いい機会です。そして尊敬します。


順番が逆だけど、各自のプレゼンの様子↓
第2回なので、各自の提案はより具体的になってきました。
それぞれが、プレゼンをする中で、数人の案に対して、これだ!と思う瞬間がありました。
このすっきり感は、たまりません。


次回の制作協議3は9月9日です。
これが最終です。
このプレゼンで、実際に制作される作品が5点選ばれます。

より、リアルな提案が求められるでしょう。
9日に向けて頑張りましょう!